日本人の40代以上の3人に1人が悩んでいるといわれている腰痛。
椎間板ヘルニアと言うと、
すぐ手術と思いがちですが、
実際は手術が必要な「病的なヘルニア」は
ごく少数なのです。
引用:サワイ健康推進課
病院の画像検査では一般的にMRIやCTが利用されていますが、
画像検査で椎間板ヘルニアが確認されたとしても、病的な痛みに結びつくとは限りません。
検査画像にショックを受けて、急いで手術を受けたいという患者さんもいらっしゃるそうですが、
神経学的検査の結果とも照らし合わせて、本当にそれが腰痛の原因なのかははっきり分かりません。
鍼治療で刺激された場所は、脊髄、筋肉、脳から自然に痛みを緩和する化学物質を放出すると考えられています。
鍼治療は痛みを和らげる化学物質を放出する可能性があります。
これらは体内で自然発生し、オピオイド鎮痛剤と同様の特性を持っています。
※オピオイド…麻薬性鎮痛薬。代表的な医薬品としてモルヒネが挙げられます。
この電気信号は、エンドルフィンの放出を含む、身体が痛みを処理するスピードを高めることができます。
※エンドルフィン…体内で分泌される神経伝達物質。モルヒネと同様の作用があります。